栄茂美 和歌山県日高郡日高町議会議員

日高町の元気な町作りを進めます。

平成23年(2011) 9月議会 一般質問 5項目

1、「日高町の防災対策の強化を」


榮 茂美
一般質問の前に、今回、台風12号による大水害の被災者に心より御見舞い申し上げ、1日も早い復興を強くお祈り致します。
1、日高町の防災対策の強化を。その内容を述べさせていただきます。
日高町の防災訓練は、県の実施日に合わせて、今年も7月31日(日)午前9時より沿岸部だけの県下一斉津波避難訓練が行なわれましたが、町の災害対策の陣頭指揮を取るべき立場の町長として、この訓練に参加されての感想をお聞きしたい。十分な訓練と思われましたか。
次に、産湯海水浴客が車で通る道沿いの「津波避難」誘導看板が、足下に小さくて、それも帰り道からしか見えないのは問題があり改善すべきである。どう思われますか。
次に、津波ハザードマップの策定が、国・県の発表を待って町として取り組めば3年後になると6月議会で答弁されましたが、これは問題です。まずは、それに代わるものが必要ではないか。7月25日、26日と、我々が被災地を視察した時、釜石の方から「等高線20mラインに基づいて議論すべき」との話があり、また「大地震が起これば、ともかく一人ひとりが海抜20m以上の一時避難場所に移動するという認識が大事である」と警鐘を鳴らす専門家もおられます。町内の等高線20mライン標高マップを作成し、学校での防災教育、また地域防災セミナーの教材等に利用すべきではないか。また、20mラインから上の住民の方々による、炊き出し等の後方支援体制も大事だと思います。また、被災直後のライフラインの断絶で水の確保が困難になる町民も出てくる。広域での大災害後3日間、町民が生き延びるための飲料水の確保を、町として考えているのかお聞きしたい。
今回の3.11の津波が和歌山で起これば、和歌山県の機能マヒも十分考えられるので、すぐに県の応援は期待できません。町としての対策を本気で考えないといけない。各区に手動の浄水機を購入し、井戸・ため池・川を使って防災訓練をしてはどうか。そして、この標高マップとあわせて、煙樹ヶ浜・日高港湾・日高川方面からの津波による浸水も想定してのハザードマップ、つまり、日高町に隣接していない沿岸から何kmあるかわかる地図、例えば、ここ役場が沿岸から4kmしかないことがわかるような地図の作成の必要を感じております。3.11の津波では、「ここまで来るとは思わなかった」所まで津波は来ました。想定にとらわれず、安全地帯をさらに追求していく姿勢が大事です。町長の考えをお示しください。
次に、6月議会で、町長は「被災者支援システムの導入は検討する」との答弁。迅速な事務処理が可能なこのシステムの導入を再度要求致します。また、防災士資格取得の推進も再度要求します。そして大事な町内一斉防災訓練の実施を、せめて年1回、再度要求します。そうした町内一斉防災訓練で、各地域・各地区同士で、どう協力し合えるか検討課題が見えてくるはずです。これは大変期待致しております。
次に、教育長にお答えいただきたい。子ども達の防災教育は、現在どのように取り組まれているのか。子ども達の防災教育の重要性をかんがみて、具体的に行なうために「防災教育支援推進ポータル」というサイトを文部科学省が開設しておりますが、これを利用すべきではないか。教育長の考えは。
町長(中 善夫)
県内一斉津波避難訓練には、私も平成14年度の第1回から訓練に参加しているところでございます。今年度は7月31日に実施し、過去最高の1,010名の皆様が参加されました。高台への避難、防災行政無線や総合防災情報システムを使用した情報伝達訓練、自主防災組織と連携し、災害発生時の孤立を想定した無線機器による通信訓練等を実施しました。町民の避難意識を高め、避難経路、避難目標地点を把握し、迅速な避難行動が行えるよう、多くの町民の皆様が訓練・体験していただいたと思っています。
2点目の産湯海水浴場の海水浴に訪れた方の対策は、日高町地域振興株式会社の従業員が速やかに海水浴客に避難していただけるよう広報、避難誘導を行う体制となっており、看板の設置につきましては、地元関係者と協議し設置に向け検討してまいります。
3点目の標高マップの作成につきましては、今回の補正予算計上にあたり、方策の1つとして検討に上がったところでございますが、大震災発生以前から海岸部を重点的に海抜表示板を設置していることから、この表示板を町内全域に増設し、より効果を高める計画と致しました。
4点目の災害時における水道水の確保ですが、配水池に緊急遮断弁を設置し、大きい揺れを感知すると弁が閉鎖し、タンク内の水道水を貯留できるよう対策を講じているところでございます。手動式浄水装置につきましては、自主防災組織を立ち上げている産湯、阿尾地区など7地区からの要望により、既に配備をしております。
5点目の沿岸部からの距離を表示したマップ作成につきましては、沿岸部からの距離を認識していただく良い機会となることから、海抜表示板作成時に距離表示を加える検討を進めてまいりたいと考えています。
6点目の被災者支援システムですが、6月議会の議事録を確認したところ、「被災者支援システム」と「遠隔地バックアップ」とを混同されていたように見受けられます。「被災者支援システム」は、メリットとデメリットがあり、特にシステムを二重にしてしまうと、災害発生時に混乱の恐れがあると前回、説明致しました。現在は、県内の市町において、同システムの活用を検討する勉強会を開催する予定となっています。「遠隔地バックアップ」につきましては、県庁南別館にて、バックアップテープの保管ができるよう調整中であり、年内に保管できるよう進めているところでございます。
7点目の防災士の資格取得の推進につきましては、『きのくに防災人づくり塾』を受講後、同資格取得試験に合格し、救急救命実技講習を受講後、手続きをすれば防災士の認証登録となります。今後も県とともに防災士資格取得のPRを進めてまいりたいと考えています。
8点目の町内一斉の防災訓練の実施につきましては、各地区毎に年間行事を計画されており、従前から各地区や自主防災組織単位で、積極的に研修会や訓練などを実施されていることから、現状の活動を継続実施していただければと思っています。
今後の町の取り組みと致しましては、自主防災組織の未設置地区への働きかけを進めるとともに、河田 恵昭氏を座長とする県の地震・防災対策総点検専門家会議や国の中央防災会議による「東海・東南海・南海」3連動地震の検討結果を踏まえ、中長期にわたる防災対策を進めてまいりたいと考えています。
教育長(玉石 守)
防災教育の実施にあたり、次のことを主なねらいとしています。防災教育とは、安全教育の一部をなすものであり、児童・生徒が災害や防災についての基礎的・基本的な事項を理解・認識すること、安全に関して自ら的確に対応できる判断力や行動を身に付けること、災害時に進んで他の人々や地域の安全に役立つことが出来る態度や能力を養うことです。特に、突然起こる地震等に対しては、児童生徒等が瞬時に安全な行動をとることが出来るようにするとともに、臨機応変に対応できるようにするため、効果的な防災教育を進めていくことが必要であります。
このような考え方に基づき、町内各学校において防災教育の指導計画の作成や指導体制作りに努め、避難訓練を含め教育課程の中に位置付け、実施しております。今後も防災教育の実施に当たっては、具体的な災害を想定し、いつどのような災害に遭遇した場合でも、安全に避難できる態度や能力を身に付けられるよう体験型の防災教育を実施してまいります。また、地域の実情に応じて、児童生徒がそれぞれ地域で自ら考え、行動できるよう、総合的な学習の時間等を活用し、保護者や地域、関係機関を巻き込んだ教育指導ができる協力体制の確立に向けて学校を支援してまいります。
次に、文部科学省では、防災教育支援モデル地域事業を平成20年度から平成22年度まで実施され、モデル事業において開発した教材等の研究成果を、平成23年7月25日午後2時よりウェブページにおいて公開されています。
日高町教育委員会としては、和歌山県教育委員会の「学校における防災教育指針-地震・津波等の災害発生に備えて-」を参考に、防災対策についてのマニュアルを作成し、学校長に指示・指導をしています。

榮 茂美
2点目、産湯海水浴客の方々のための津波避難誘導看板の設置については、検討するとの答弁、ただいま承りました。3点目と5点目、海抜表示板設置の件ですが、町内全域に増設するに当たり、合わせて沿岸部からの距離表示も加える検討とのこと、大変評価できます。高家南地区では、海抜4mの所に建っている家もあり、日頃海はまったく見えませんが、沿岸部からは、僅か数㎞です。住民の防災意識向上のためにも、是非お願いしたい。
4点目、手動式浄水装置は、現在、町内7地区に配備されているとのことですが、町内全地区配備を考えられているのかどうか、お尋ねします。これが1点です。
そしてもう1点、今回、日高川町でも起こりましたが、水はあっても給水容器が不足した点です。その点は、大丈夫でしょうか。
町長(中 善夫)
1点目の再質問なんですけども、手動式浄水装置について、町内全域に配付してはどうかというご質問だったと思うんですけれども、この件については、今、ご答弁、先程ご答弁させていただいたように、7地区からの要望で、既に実施済でございます。他の地域については、要望があれば、十分町としても検討して、そのような方向で取り組んでまいりたいと思っておるところでございます。
それから、給水容器につきましては、今現在、日高町の方では1,200個用意しております。そういうことの中で、今後、数増やすかということにつきましても、十分考慮すべきだと思っておりますので、この点についても十分勉強して、町民、今、住民基本台帳では、約2,800世帯があるわけでございますけども、そういうことで、全所帯に配付できるかというようなことで、その点についても、そのだけの数揃えておくことも大事だと思うんで、十分、検討させていただきます。

議長(天満 滋明)
ちょっと榮議員にお願いします。
この1番、各項目が多いですから、その項目にしたがって、順次進めていただきたいと思います。答弁者もそれの方がわかりやすいと思いますので。
榮 茂美
はい。
榮 茂美
次に、6点目に移りますが、遠隔地バックアップについて、バックアップテープが保管できるようになった場合は、被災者支援システムの導入をされるのでしょうか。
町長(中 善夫)
災害時の危機管理に有効的であることから、導入に向け、県内市町とともに取り組んでまいりたいと考えているところでございます。

榮 茂美
7点目、防災士資格取得に、今回、紀の国防災人づくり塾の受講方法がありましたが、町内で知らない方が多く、せっかくのチャンスを活かせていない。どう思われますか。
町長(中 善夫)
防災士の資格取得については、啓発を進めてるところでございますけども、今後もこういうこと、この紀の国防災人づくり塾というのは、年に何回か、開催するかわかりませんけども、こういうことあるということは、県も啓発しておりますので、私ども町と致しましても、こういうことの資格取得のためということで、啓発に取り組んでまいりたいと思ってるところでございます。

榮 茂美
はい、8点目に移りますが、町内一斉の防災訓練は実施しないとの答弁でしたが、この点は、今後も要望していきたいと思います。
次に、教育長にお聞きします。子ども達への防災教育ですね、これは町の未来への希望ですけれども、その教育を通して、地域住民の防災意識を高めることができます。
子ども達による、防災についての発表会をしてもらうといったような、防災の公開事業等も含め、日高町民を巻き込む、具体的なまた目に見える取り組みを進めていただきたい。教育長の熱意をお聞かせください。
教育長(玉石 守)
防災教育についても、先程も答弁させていただきましたけども、安全教育の一環であります。阪神・淡路大震災が起こるまでは、安全教育て言いますと交通安全、そして大阪教育大学の付属小学校池田小学校で殺傷事件が起こりました。その時には、不審者に対する防災て言ったらいいんですかね、それが主であったと。それが今回の大震災によって、防災教育と言いますと地震・津波等のことが、大きく私たちの目の前に起こっております、それについては、各学校、マニュアルを作成して、それぞれの計画に従って取り組んでいるところでございます。議員ご指摘のように、全体で発表会等ということのご意見いただきましたんですが、その点については、また教育委員会で、各校長とも検討していきたいと思います。



2、「町内の交通利便と安全対策」


榮 茂美
町内の交通利便と安全対策、その内容を述べさせていただきます。
町内7カ所の対応と対策をお聞きします。1、下志賀から西川大橋を渡り、高家下水処理場前を通って国道42号線へ出る一直線の広い道は、車の交通量も多く、速度規制がない分、車のスピードも出ておりますが、子ども達は登下校で横断する道です。横断歩道の設置を望みます
2、県道井関御坊線で株式会社浄水材製造さんに沿っての道の側壁が高く、下はコンクリートで危険です。ガードレールの設置を望みます。
3、県道井関御坊線のJR高架下から、国道42号線に出る萩原の交差点までの道が狭く大変危険です。県に、道路拡張の要望等は出されているのか。
4、内原小学校の駐車場は、陸橋を渡って国道の向こう側、学校の東側に当たりますが、そこは原バス旋回の場所でもあり、登下校の時間帯は、自由に駐車できません。そして、ちょうどその時間帯は、小学校への車での乗り入れも禁止されております。例えば、事情があって子どもさんがケガ等で、その子どもさんを保護者が車で送り迎えする場合、内原小学校の正門前の道が、車一台しか通れない狭い道で対向もできないし、構内にも入れず通り過ぎるしかありません。学校への車での行き来に大変な不便と危険を感じるますが、今後の対応を考えていますか。
5、中央公民館の西側だけ、すべてフェンスで囲っております。フェンスの向こう側にも道は続いております。大変、違和感を感じます。近隣の住民の方々の不便さもお聞き致しました。道はつなぐべきではないか。せめて、人は通させて下さい。町長の考えは。
6、県道御坊由良線の阿尾地区から日高博愛園に向けての急な曲がり道に、岩が突き出ており、狭く危険であると感じますが、町長の考えと対応は。
7、3月議会で質問しました「県道御坊由良線の方杭から柏までの道に防犯灯の設置をすべきである」と、質問させていただきました。この間の県道沿いにいまもって一つの防犯灯もないのは、異常です。かろうじて、県道から小杭へ少し降りた道に一つある程度です。それに対して、6カ月も経った今、どのように検討され対応されているのかお尋ねしたい。
町長(中 善夫)
町道高家下志賀線の高家下水処理場前から国道42号線の間約840mにおいて、横断歩道は国道付近に1カ所あります。横断歩道は、公安委員会つまり警察が設置しますので、地元の意見を聞き、もっとも効率の良い場所への設置を要望してまいりたいと考えています。
次に、2点目ですけども、議員ご指摘のとおり、浄水材製造(株)横の県道井関・御坊線約30mにつきましては、落下防止柵がなく危険な箇所であることは、私も十分承知しているところでございます。これにつきましては、早期に整備するよう、すでに県に要望しているところでございます。
次に、県道井関・御坊線につきましては、原谷地内より継続して拡幅改良事業を実施しているところであり、国道42号線までの早期改良を事あるごとに要望しているところです。議員ご指摘のJR高架下から国道42号線交差点までの区間につきましても、順次要望してまいりたいと考えています。
教育長(玉石 守)
4点目の内原小学校の駐車場は、陸橋を渡って国道の向う側、学校の東側にありますが、そこは原バス旋回の場所であります。
小学校と致しましては、児童の下校中、登下校含めてでありますけども、校地内に進入してくる車が多数見受けられ、児童にとって非常に危険な状況が続いているため、児童の安全確保が最優先との考えから、保護者に対し、登校時から下校が終了するまでの間、校地内へ車での進入を禁止する事と、駐車場については、国道向い側の駐車場を利用していただくよう通知案内し、協力依頼をしています。また、児童についても歩道橋を渡るよう指導しているところでございます。
なお、緊急時においては、学校長の判断により校地内への進入を認める場合もあります。
町長(中 善夫)
5点目の中央公民館の西側フェンスにつきましては、老朽化により平成19年度に改修工事を施工しました。その際、敷地の管理面を考慮し正面進入路を除く三方を改修したものでございます。公民館ご利用の際は、少しでも安全に通行出来る正規進入路をご利用いただきたいと思います。
6点目の、県道御坊由良線につきましては、現在、阿尾・産湯間の拡幅がされており、来年度において完了予定となっております。町としましては、引きつづき阿尾・田杭間の改良を要望しているところでございます。
7点目の、3月議会で質問のありました、防犯灯に関しましては、今年度も4月22日の区長会において、各地区の設置要望についてご説明申し上げ、その後、取りまとめを行った結果、今年度は新たに33基の防犯灯を設置することになりました。
方杭から柏間の県道沿いには、現在1カ所設置済みであり、区長とも新たな設置に関し、相談を致しましたが、区長としては、要望を聞いていないとのことでございました。
また、方杭・柏地区の中間に位置する小杭地区については、現在、通学する学生がなく、柏地区の学生は、柏峠や由良町向きに通学していることから、新規防犯灯は、そうした通学路を優先して設置しているところでございます。

榮 茂美
ただいま、町内7カ所の対応と対策をお聞きを致しました。その中で、1番目、横断歩道の設置、2番目、落下防止策の設置、6番目、阿尾田杭間の改良の対する前向きな答弁は、確かに承りました。その上で、3番目ですが、JR高架下から国道42号線交差点区間の道路拡張は、最優先区間として要望を出していただきたい。大変危険な場所です。子ども達が朝通学、小学生も中学生も高校生も通ります。トラックも入って来ます。本当に危ないこの区間、重要課題に対して、町長の認識をまずお伺いしたい。
町長(中 善夫)
この井関御坊線につきましては、 議員もご存知のことと思いますけども、今、県道御坊井関線の一期工事工事終わって、二期目に入ろうとしているところでございます。この件については、原谷区内の全地権者、関係者の同意をいただいて、県に要望活動して、今現在、検討して取り組んでおるところでございます。そういう中で、やはり継続して、原谷から国道までの要望活動してるところですけども、先やはり原谷の方から取り組んでいくということで、現時点でも二期工事として県も取り組んでおるところでございます。そういうことの中で、この高架下から国道までの云々につきましては、これも私も毎日通勤してるんでわかっておりますけども、やはり、以前もこい何年か前だったと思うんですけど、前町長時代だったと思うんですけども、こういうことで一般質問あったと、今も私認識してるんですけども、そういう時にも、やはり今、通学路の関係、教育委員会があそこを通学路に指定して、通行、学校へ通っていただいてるわけですけども、やはりそういう中で、私も場所については、いつも通勤してわかってる中で、まあそういうことの中で、県に対してもこういうことやということは、要望はさしていただきます。そういうことで、ご理解いただきたいと思います。

榮 茂美
もう是非、お願い致します。
次に、4番目ですけれども、内原小学校の駐車場不足ですよね。これに対して、このままでよいと思っておられるのか、それとも今後の対応を考えておられるのか、お聞きしたい。
教育長(玉石 守)
内原の校庭の東側の駐車場につきましては、今まで、学校で行事がある時、保護者の駐車場がないということで、地主の方、地権者の方に無理をお願いして、借りてるところでございます。それ以外に、この駐車場に適する所があるんかどうかというとこは、検討していかなければいけないと思いますけども、いろいろと課題のあるところでございます。駐車場としては、今のところ、継続して借地として借りていきたい。教育委員会は、そんなに考えています。

榮 茂美
是非、今後の対応を重ねて検討していただきたいと思います。
次に5番目の、中央公民館西側のフェンスの件ですが、目の前の公民館や役場に高齢者がこのフェンスに遮られて歩いて行けません。反対側の公民館東側の住民は、目の前の役場や公民館に歩いてすぐ行けます。例えば、足の悪い高齢者の方がおっしゃられましたが、例え西川が氾濫しそうになっても、頑張って高い建物の隣の役場に避難しますと前向きでした。ところが反対側、今フェンスで囲われている西側ですけれども、この西側の方々の住民の対応に、住民対応も同じように、せめて人が避難できるだけの経路を確保すべきだと思います。
町長のお考えは。
町長(中 善夫)
この件につきましては、先程ご答弁させていただいたように、平成19年度に改修工事を実施しておるわけでございます。その時点では、侵入についても、担当課の方で十分検討したということ、私も記憶ございます。その中で、工事して間無しに、またそういう改修して、道路付けてくれという要請なんですけども、やはり管理上、私は好ましくないので、現状でご協力をお願いしたいということで、前に道あってという中で、あそこ水路もありまして、新たにやるとなった場合、橋を付けなければいけないというような、いろいろこともございました。そういう中で、現状を一つ、町民の皆様方は、ご協力いただきたいということでございます。

榮 茂美
このフェンス改良の前ですけれども、住民の方が、そのちょっと危ないんですけれども、間をぬって通れたという話もお聞きしました。その、住民がやっぱりそこを通ることが、利便性、またその防災上も安心ていうかね、高齢になると、目の前に公共の施設があるのに、そこへ渡れない、その不安感てあると思うんです。ですから、この間、そのフェンスを付けたからっていうことで、もう当分する予定はないじゃなくて、やっぱり住民の方のための、住民の立場に立って、考えていただきたい。検討していただきたいと思うんですけれども、その余地はありますか。
町長(中 善夫)
その住民からの願いはわかるんですけども、私は現時点では現状のままでご協力をお願いしたいと、そういうお答えです。

榮 茂美
次に7番目、方杭から小杭、小杭から柏の間、防犯灯は1つもない件ですが、3月答弁で、町長は、この防犯灯未設置区間は、晩通ったことがないし、掌握していないので、一度現場を見て検討したいと言われました。
また、各区で、防犯灯設置の要望を取りまとめていただいてるのは、県道や付近に集落のない通学路、そういった所を除いた防犯灯ですと言われました。この方杭から柏区間は県道です。3月11日の避難指示で、住民はこの防犯灯のない県道まで、一時避難されました。しかし、段々暗くなるにつれ、その暗さに心細くなり、海沿いの家に帰るため、結局、海岸に降りて行かれた。もう心苦しい思いがします。防犯灯設置を強く要望したい。
そして、他に2カ所がありますけども、山道の県道ですね。上志賀から柏に越える山道と、また志賀から小坂峠を越える山道の暗さも通学路に当たっておりますが、防犯上、大変悪い。これは、先程、私3月議会でお聞きした、県道や付近に集落のない通学路、そういった所を除いた防犯灯、そこを各区で要望を取りまとめていただいてると、私は3月の議会でお聞きしております。
町長のお考えをお聞きしたい。
町長(中 善夫)
先程もご答弁させていただいたように、4月の22日の区長会においても、防犯灯の予防について、区長に説明させていただいて、新たに33基の箇所が設置することに決定したということでございます。ご質問の中で、3月議会云々とご質問ございましたけども、やはり、我々としてもこれで万全とは言えませんので、この柏から上志賀、それから小坂峠のことも、今ありましたから、この件についても、一度担当課の方で、1回区長とも連絡取って、その暗い所あるんだったら、寂しい所あるんだったら、それもう必要あれば、今後どしどしそういうこと取り組んでまいりたいと思ってるところでございます。
それから方杭から小杭間の件については、先程も申し上げましたように、区長にお話をしたところ、区長さんはそういうこと聞いてないんで、というようなことで、そこ設置する、今の段階ではええやないかというようなこと、担当課としては、そういうことの結論出たことだと思います。私も質問後、担当課に命じて、1回現地を確認して、私も1回、その後、晩1回通りました。そういうことの中で、担当課の方で十分調査・研究して、前向きに取り組んでくれと指示して、そういうことで区長さんにもお願いしたところ、区長がそういうことだったということの結論でございます。

榮 茂美
では、今回、本当に前向きに検討よろしくお願い致します。
これで、この質問終わります。



3、「住民の住環境保護対策を」


榮 茂美
住民の住環境保護対策を。その内容を述べさせていただきます。
町内2カ所における近隣住民の住環境保護対策を問います。1.町の玄関ともいえる紀伊内原駅。その構内に設置されているトイレが、依然として、未だ下が見える昔ながらの汲み取り式で、虫やハエの発生が多い。町内の下水処理場施設も整い、傍には下水管も通っています。JR西日本さんに、「町の下水管に接続してもらいたい」との申し入れはされているのでしょうか。
町内の国道沿いに廃棄物置場の施設があります。大型トラックによる搬入の振動また粉塵被害があるとお聞き致しました。隣接する建物の窓は開けられず、近くの車は粉塵で白くなるとお聞き致しました。問題は、今回、この施設が、民家のまはたに移転するとの話です。「前もって住民に十分説明する、理解を求めるといった進め方」であるのかお尋ねしたい。
町長が、地域住民から受け取った嘆願書の署名人数は何人ですか。そのお一人お一人の思いを汲んで、どう行動されているのかお聞きしたい。
町長(中 善夫)
お答え致します。
1点目の集落排水への加入につきましては、当時、町より直接交渉しましたが、加入はしないとのことでありました。しかしながら、町として生活環境の整備を進めている中、JR西日本へ、再度、要望していきたいと考えております。
2点目をお答え致します。産業廃棄物の積替え保管施設の移転等を行う場合の決定権者は県であり、廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行規則の保管基準を遵守した上で、事業者より保健所あてに事前調査書が提出され、それに基づき保健所及び県が事前調査を行います。
移転に伴い事業者が地元住民に対し、同意を得なければならないという法的根拠はなく、この調査により調査書に不備がなければ事前調査は終了となり、事業者からの届出により施設の移転は可能となります。
昨年10月に324名にものぼる嘆願書を受け、私自身重く受け止めております。
現在は、事業者と地元区の間で話合いを進めていると伺っており、その動向を注視しているところででございます。

榮 茂美
1番目の項目ですね。駅トイレの環境整備の要望は、これからも熱心に行っていただきたいと思います。
2番目、産業廃棄物積替え保管施設の民家側への移転の話は、区の問題であるのに、区民への説明が十分なされないまま、つまり地域住民に十分理解を求めるといった進め方ではないことに、区民の間で不安や不信感が増しております。この移転話は、実際、数軒の家しか知りませんでした。そして、その数軒の家を中心に、昨年、署名運動の輪が広がりました。これは地元区としての区の機能が働いていないと判断して、町長に自分達の思いを汲んでいただきたいとの思いから出た行動だと思います。町長は、約1年前、この324名の思いを本当に受け止められたのですか。署名された方々のほとんどが1年経った今もその後の事情がわからず、移転は中止になったと思われています。そう思われている地元住民が多い現実を、そのままにしておいてよいと町長はお考えでしょうか。
町長(中 善夫)
この件につきましては、先程もご答弁させていただいたように、関係区と事業者が話し合いの場をもって取り組んでいただいてるということでございます。
町としては、この許可の件については県でございますので、町がどうこうするわけにはいきません。ですから、私と致しましては、事前調査時には、設置場所の市町村に意見照会が行われますので、その内容を精査した上で、不備があれば意見を述べたいと思っておるところでございます。

榮 茂美
この状態で、もし移転が現実となれば、地元住民もまた署名された324名の方々も、事の経緯もわからず、大変驚かれ、困惑されることだと思います。町民に十分説明をしていく、また十分理解を求めていくといった手続き、つまり説明責任を果たさない出来事が今回起これば、どれだけの不信が町民から起こるかわかりません。どう思われますか。
町長(中 善夫)
ですから、先程からご答弁しているように、事業者と区が、区も区内のことでございますので、協議して、話し合いを進めているけども、現時点では、前へ進んでいないというような状況でございます。ですから、町としては、町が決定権があれば、前へ出て堂々といろいろできるんですけど、そういう立場でないということをご理解いただきたいと思います。議員もその点は分かってくれてると思うんですけども、ですから、事業者と区の関係者でいろいろと今後もそういう話し合いの場を持っていただきたいと思ってるところでございます。

榮 茂美
決定権者が町にない、そうです、私、理解しております。決定権者が県であるなら、そこに住民は嘆願書を出すべきだったでしょう。と思いますが、住民はその県ではなくて、信頼すべきこの町を選択致しました。その思いを感じてほしい。
住民の心に寄り添う町政であっていただきたい。まだ、移転手続きは始まっていないとお聞きしておりますので、この今の段階で、もう1年も経っておりますよね、署名いただいてから。この地元区民の皆様との十分な話合いの場が、地元区として持てるよう、区だけに任せるのではなくて、署名された324名の思いを汲んで、町も支援・援助をしてあげるべきだと思います。町長のお考えは。
町長(中 善夫)
地元区では、より良い方向に話が進むよう、事業者との間で話し合いを進めていると伺っております。また、事業者においても同意を得た上で、事業を進めたいという考えから、事前調査の提出は行ってないということで伺っておるわけでございます。
ですから、今後も、話し合いの場を持っていただき、解決できるように、願っておるところでございます。町が何もせえへんのかということですけども、その嘆願書の件については、1年前に私も受け取りまして、この嘆願書については、町で、その受け取った方に、町にどうこうするわけにいかんので、書類が県へ出たならば、県からまた意見を求められると思うんで、その時は、その嘆願書を尊重して、私として、その時は、そういうことで取り組んでまいりたいということを、その時にもその方にお話してるところでございます。
議長(天満 滋明)
榮議員にちょっとお話致します。
日高町議会会議規則第63条に明記のとおり、同一議会においては3回を越える質疑はできないとおりますので、この件については、これ以後の再質問は控えていただきたいと思います。
榮 茂美
次へ行ってください。



   4、「保育内容充実のために、民間委託の早期実現を」


榮 茂美
保育内容充実のために民間委託の早期実現を。その内容を述べさせていただきます。3月議会で、町長は、保育所は今「多様化する保育ニーズに対応したサービスが求められており、一層の充実を図る上で、安定的に保育士等が確保でき、柔軟に対応できる民間活力の活用が必要であると考えている」と答弁されました。保護者の方々は、町長が言われるように「保育内容の充実」を切に望んでおります。早期実現すべきです。現在、それに向けて、どう具体的に取り組まれておられますか。
町長(中 善夫)
民間委託に向けては、保護者の方々の同意が最優先であり、最も重要であると考えており、現状での課題・問題点、また民間に委託した場合の課題・問題点について精査しているところでございます。

榮 茂美
日高町は、以前ですけれども、大変な長期間にわたる学校給食運動がありました。保護者は、給食実現を望んでいたのであって、その時、自校方式、センター方式、民間委託方式といった、方式には拘っておりませんでした。今回も、保護者は、保育内容を充実させてほしいと切望されているのであって、町直営経営とか民間委託経営とかには拘っておられません。先程、町長は保護者の方々の同意が最優先であり、最も重要であると考えていると答弁されました。正に、そのとおりです。保護者の方々のために早期実現を強く望みます。速やかに精査結果を公表すべきです。町長のお考えは。
町長(中 善夫)
この件については、各保育所にて行われる保護者会の役員会などにおじゃまし、ご意見等をお伺いしたいと考えており、その上で、様々な角度から検討を重ねて参りたいと思っているところでございます。

榮 茂美
町長は、それ3月答弁で言われたんじゃないでしょうか。民間委託の実現、早期に向けて、実現していきたい。その良さですね、分かっての上ですけれども、未だ、事が進んでないということに対して、やはりどう思われてますか。
やはり早期実現すべきじゃないでしょうか。
町長(中 善夫)
この件については、担当課の方でいろいろと検討・精査して、今いろいろと調査してるところでございますので、これについては、保護者の方にとっては、お子様を預けるに当たって、重要なことであり、すぐに結論出るような問題ではありませんが、いろいろな意見を聞き、検討を重ね、ある程度の方向性が出た時点で、議会の皆様に改めてご相談させていただきたいと思ってるところでございます。
そのようなことでございますので、担当課の方でも、今全力を挙げて、前向きに取り組み、取り組んでいただいてるところでございます。



5、「高額料金の町水道水の検討」


榮 茂美
高額料金の町水道水の検討。その内容を述べさせていただきます。
日高町の水道料金が、大変高い。家族が多く、と言っても5人位で、日中も家で過ごせば、水道料金が2万円以上になるといった家庭に、私自身、何軒か出会いました。水漏れしてるのではないか、と疑いたくなる金額です。日高町では、普通に生活していて、水道料金が1万円以上になっても驚かなくなりました。これは異常な生活感覚です。日高町に引っ越して来られた方々は、以前住んでいた所に比べ、水道料金は2倍から3倍高いと言われます。しかし、この、水道料金が高いということは、不思議なことに、日高町民一律の考えではないのです。町内の住む場所・家によっては、高くない。どういった理由だと思われますか。
使った分だけストレートに料金が上がる設定だから、使用料金差が激しすぎるとも考えられます。他市町村の料金設定を参考に見直しの検討はできないものかと思います。
次に、志賀地区の山手に数件の家が建っていますが、水道水が夏になると、生ぬるくなるとの事。改善できませんか。
次に日本の水が安全ということで、中国への水ビジネスが注目されている今、日高町の水道水をボトリングして、安心・安全なおいしい高級水道水として、たとえわずかでも売り出せないか。たとえ今すぐ売り出せなくても、常時、町として水をボトリングしてストックしておけば、非常時・災害時に役立つのではないか。もちろん水にも賞味期限はありますが、一定期間ストックした水は、試飲料水として配布してはどうか。日高町水の水本来のおいしさは伝わっていくと思うし、高額料金の町水道水の価値がわかり大切に使われていくと思います。町長の考えは。
町長(中 善夫)
お答え致します。
水道料金が高額であるとの件でありますが、まず、水道料金としての考え方について、ご説明させていただきますと、水道事業は、独立採算制という公営企業としての考えがあり、水道料金で収益的費用を賄い、いくらかの利益を得ていくというのが理想であると考えています。
当町の場合、浄水場を増設し、公営企業へ移行するに当たり、当初50%の料金改定が必要との試算でした。しかしながら、いきなり50%の改正はできないということで、2回に分けて改正することとし、平成17年度と平成20年度に改正したわけであります。
両改正とも議会特別委員会に付託され議論する中、最終的に、平成17年度には13%、平成20年度には16%の改正となったわけであります。
この改正が必要となったのは、簡易水道統合事業により、浄水場の設備を増設し、クリプトスポリジウムに代表される耐塩素性病原菌を除去できる浄水方法に変更したことと、公営企業会計を導入するに当たり、減価償却費が生じたこと、水道事業で支払うべき受水費は水道事業で支払うとなったことであります。しかしながら、一般会計からの繰入れ、高率の起債に対する繰上償還など、料金低減に向けての取り組みも実施しながら、現在の料金となったわけであります。
ご質問の「各家庭によって水道料金が高い、高くない」という感じ方が、一律でないという件につきましては、町内の平均的な使用水量は月約20㎥です。金額にしますと3,544円、1㎥当たり117円、これが倍の40㎥ですと8,609円で1㎥当たり215円、3倍の60㎥ですと1万6,059円で1㎥当たり267円なり、使えば使うほど割高な単価になるためであると考えています。
また、料金設定を付近市町村のように変更できないかとのご質問ですが、料金収入を同じとした場合、先程も使用水量に対する単価につきましてご説明させていただきましたが、平均的な使用水量の家庭では水道料金が増額となりますので、現行の料金体系を堅持していくつもりであります。
次に、水道水が生ぬるいという件についてでありますが、夏場、浄水場からは約30度の水温で送水しています。水温上昇の原因としましては、道路部の埋設深さは通常60cm以上あり、それほど影響はないと思いますが、水道管内の水の動きが少ない時は地熱などによる影響が考えられます。しかしながら、水質基準には水温の項目はございませんし、水質には何ら問題はございませんので、ご理解していただきたくお願いします。
次に、日高町の水をボトリングして売り出せないかという件につきましては、興味のあるお話ではありますが、現時点ではそのような考えはもっておりません。理由としましては、①取水量の上限が決まっていること。②浄水場の浄水能力に限りがあること。③ボトリングする施設が必要なこと。④ボトリングをメーカーに委託できても、採算のとれる浄水量が確保できないのではないか。などであります。また、非常時・災害時用の水をボトリングしてストックする件につきましても、前述の理由などにより考えておりません。
以上でございます。

榮 茂美
この平均的な使用水量の家庭にとってですね、日高町の水道料金は高くないのですが、この平均的使用水量を越えると、本当に使えば使うほど、どんどん高くなります。ですから、水道料金が2,000円~3,000円ぐらいから、1万円さらに2万円の方まで出てきます。この激しい水道料金差に疑問を感じるんです。そもそも、平均的な使用水量の設定範囲にも疑問を感じます。現行の料金体系を堅持していくとの答弁ですが、料金設定の見直し検討は、今後しないとのお考えかどうか、お聞きしたい。
町長(中 善夫)
料金の改正については、今後しないのかというご質問ですけども、やはり独立採算性の企業会計でございますので、赤字が出てくるとなれば、また料金改正をしなければなりません。そういう中で、これもそういうことについては、県の指導は、そういう赤字が出た場合には、すぐ改正せえというような指導も入ってきます。そういう中で、現時点では、料金の改正は、今のところ考えてないというところでございます。

榮 茂美
この和歌山県下で上位に入る高い水道料金です。日高町は。しかしながら、この日高町の水道水美味しいです。質が高い、安心・安全・美味しいといったアピールですね。東レの膜処理もしてますけども、このつまり高い町水道水の価値を高めるとか、認識してもらうといったアピールをされるつもりはないでしょうか。
町長(中 善夫)
そのPRにつきましては、今までも広報等では十分しているつもりなんですけども、今後も安心・安全な水やということは、町民にやっぱり知らす必要もありますので、広報等で啓発してまいりたいと思っております。

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