栄茂美 和歌山県日高郡日高町議会議員

日高町の元気な町作りを進めます。

令和2年(2020)6月議会 一般質問3項目

1、小中学生の学習環境と今後の取り組みについて


榮 茂美
新型コロナウイルスの影響で、町内の小中学校の臨時休業が3月2日から始まりましたが、一連の経緯の説明をして下さい。
3月、4月、5月は、進級・進学の大事な時期であり、子ども達だけでなく保護者にとっても学習の遅れに対する不安は大きいものがあります。しかし、この長期休校で遅れた学習を一気に取り戻そうとすれば、子ども達や教職員への負担が大きいです。今後、どのように取り組みますか。
6月1日から学校は再開しましたが、再度休業要請があった場合の学習支援をどのように考えていますか。
全国を見れば、今回の休業要請中に、例えば動画サイト「ユーチューブ」を活用して小学生に授業配信したり、民間のオンライン学習サービスの利用で、中学生に遠隔授業を実施しています。和歌山市内の小学校では、「チームズ」の導入で、児童と教員、双方向の学習に取り組み、御坊市の藤田小学校では学習支援動画の配信、日高附属中学校ではインターネット動画講義「スタディサプリ」の利用がありました。
スマートフォンや対応できる端末を持っている世帯は多いはずです。持たない世帯に対しては、タブレット端末やインターネット接続に必要なモバイルルーターを貸し出すといった臨時対応で、学習面での支援策を考えていただきたい。いかがですか。
今後、日高町でもオンライン学習の環境整備を進めていくとのことですが、実現するまでの対応策が必要です。子ども達への安定的な学習環境整備を、今、どう進めていきますか。
教育長(森 順)
今回の新型コロナウイルス感染症により、3・4・5月の長期間にわたり学校を臨時休業し、子ども達や保護者の皆さま、そして学校関係者の皆さま方にも大変なご心配とご苦労をお掛けしました。この間、卒業式と入学式に関しては、感染症対策をした上で、出席者の制限や時間の短縮を行いました。5月には学校再開に向けた準備として分散登校という措置をとりましたが、新しく学校生活を始める新入生への配慮も行ってまいりました。6月から学校を再開しましたが、各学校からは概ね落ち着いた状況であると報告を受けています。コロナウイルスの感染を心配し、保護者が休ませている児童が1名おりましたが、現在は元気に登校できています。
このような児童生徒については、注意深く見守っていくとともに、心のケアが必要な場合は講じてまいりたいと考えてございます。休業期間における学習の遅れを取り戻すため、夏休みの期間を8月8日から8月16日といたしました。しかしながら近年猛暑の夏が続いております。気象状況や各学校の状況を聞きながら、短縮授業を取り入れるなど、児童生徒に対して過度の負担とならないよう考えてまいります。
再度、休業要請があった場合の学習支援でございますが、榮議員がおっしゃるように動画やデジタル教材の配信によるオンライン学習や双方向で行うオンライン授業という形態がございます。
今回のGIGAスクール構想における1人1台端末の整備に関しては、デジタルドリルやICT教材、またオンライン授業のためのシステムを備えたものを考えてございます。
5月15日の校長会において、校長先生方に「Zoom」というオンライン会議システムを使ってテレビ会議を体験していただきました。まずは体験してもらうことが重要と考えたからです。
御坊市名田町にある和歌山工業高等専門学校(和高専)では、既にオンラインによる授業を行っています。先生方への研修として、和高専が行う出前授業をオンラインで行ってもらうことも考えてまいります。
今回、全児童生徒に行った各家庭におけるインターネット回線Wi-Fi環境の調査により、約95%の家庭が設置し、27世帯の家庭が未設置であることが判明いたしました。未設置家庭へのモバイルルーターの貸し出しについてでございますが、初期設定費用、ルーター機器の代金、及び一か月あたりのデータ通信料金が必要でございます。通信事業者の料金体系は、一定期間の使用を前提として安く設定された場合もあり、1カ月に使うデータ量によっても料金が大きく変わります。今後、研究と検討を重ねてまいりたいと考えてございます。

榮 茂美
今、そちらの答弁でですね、「休業期間における学習の遅れを取り戻すため、夏休みの期間を8月8日~8月16日といたしました。」と言われました。
夏休みが、熱い夏、僅か9日間です。夏といえば猛暑、毎年の猛暑が予想されますけれど、その中ですね、日々学校へ登校して学業に励むていうことは、子ども達にとって大変な負担があると思うんです。
それでですね、年間を通してゆとりを持った土曜日の授業、土曜授業の選択肢もあったかと思うんですけれども、検討されましたか。
教育長(森 順)
現在、週休2日制となってございます。土曜日・日曜日は週休日となっているわけでございますが、週休日に先生方の勤務を充てますと、振り替える日が必要でございます。それについては平日での振り替え日を設けざるを得ません。この場合、逆に、平日の授業に支障が生まれる可能性が起こるため、土曜日の授業については考えてございません。

榮 茂美
今回の臨時休業期間、約3カ月間、それも卒業時であって、進学進級の時3月・4月・5月でした。大事な新学期のスタートともなったんですけれども、それを休業期間なんで、先生方プリント届けられたり、ドリルとかでそういう中心、プリント中心での学習ですけれど、そういったことに不安を感じられた保護者も多いです。私もお聞きしてますけれど、どういった保護者の声とか子ども達の声、要望とかお聞きになっていますか。
教育長(森 順)
おっしゃるとおり、今回の休業については3カ月という長い期間でございましたので、特に家庭で子ども達をみる保護者の方、あるいはおじいちゃんおばあちゃん、祖父母の方の声は、やはり早く学校が再開してほしいという願いでございました。
また、先生方からも、早く子ども達と、子ども達に会って授業をしたいという声もあったことは事実でございます。
そして、子ども達ですが、大きな負担があったと考えてございます。分散登校時や学校が再開された時の子ど達の表情は、本当に安心・安堵に満ちていたと、そのように覚えています。

榮 茂美
今回、大変な不安とかいろいろ、要望とかも、私お聞きしてますけれど、この答弁で、今度再度ですね休業要請があった場合、いつそういうことがあるかわからないんですけれで、あった場合の学習支援を今回尋ねています。
そちらの答弁でオンライン授業という形態があると。今回のギガスクール構想についてですね、オンライン授業のためのシステムを考えていると答弁されました。
もちろんGIGAスクール構想、GIGAスクールというのは早く実現すればいいんですけれど、これは大体いつ頃、このGIGAスクール実施できる予定なんでしょうか。
教育長(森 順)
GIGAスクール構想についてのご質問でありますが、今年度、前倒しとなった、まあ5年間計画の中で前倒しとなり、今年度中に整備しなければならない、今年度中ということでございます。
その中で全国的に、一斉に発注が掛かると考えてございます。GIGAスクール構想の中の大規模通信回線ですね、大容量の通信回線でございますが、それについては、今年度中にはできるのではないだろうかというふうに思ってございますが、1人1台端末については、発注は今年度中に終わりますが、実際に整備され届くのは、まだ未定でございます。

榮 茂美
できるだけ早くこのGIGAスクール構想が実現できればいいんですけれども、この感染第2波ていうのはいつ来るかわかりません。真っ先に休業要請とか受けるのは学校なんですけれど、その時にですね、対応できるよう、今できる準備を求めたいと思います。
答弁でですね、「今回、全児童生徒に行った各家庭におけるインターネット回線Wi-Fi環境の調査により、約95%の家庭が設置し、27世帯の家庭が未設置であることが判明しました。」ということで、今回、早くにこういうふうなアンケート、実態調査をとっていただいたていうことなんですけども、この27世帯の家庭が未設置、この未設置家庭への対応を急いでですね、休業要請がいつ来たとしても、このオンライン学習がすぐ出来るよう、準備を進めるべきではないでしょうか。いかがですか。
教育長(森 順)
今回まあWi-Fi環境が家庭に設置されている割合が95%、約95%ということで、本町においては、かなりの設置率であろうかと思います。
残りの5%程度に当たる27世帯が未設置であるということがわかりましたが。その家庭への対応・支援についてでございますけども、いろんな全国的にみましても、Wi-Fiルーターの貸し出し、そういったものを考えて対応している所があるようでございます。
しかしながら、お答えもさせていただきましたけれども、Wi-Fi、モバイルWi-Fiルーターにつきましては、まだもう少し検討・研究を重ねなければならないだろうし、現在のところ、そのWi-Fiルーター、モバイルWi-Fiルーターの機器が品薄になってございまして、なかなかそれを実際に手に取って見るわけにいかない状態でございます。
ただ、今、議員がおっしゃられたように、第2波、第3波という心配もございます。これから、リモート学習ということも行っていかなければならないと、そんなふうに考えてございますので、出来るだけ検討を進めてまいるように努力してまいる所存でございます。

榮 茂美
今、教育長がリモート学習ですね、これを行っていけるようにしていきたいていうお気持ちがあるということで、今回ですね、5月15日の校長会、校長先生方に『Zoom』というオンライン会議システムを使ってテレビ会議を今回体験していただいたていうことです。
私もまずは体験してもらうことが重要だと思います。教育長言われるように。それでですね、今度は、先生方への研修として、和高専が行う出前授業をオンラインで行ってもらうことも考えてまいりますと、先ほど答弁で言われました。
この出前授業というのは、これは授業ですから、先生方が児童・生徒達も参加して行われると思うんですけれど、この取り組みをどのように、各学年で考えてるのか、今後どのように具体的に進めていくのか、教えていただけますか。
教育長(森 順)
和高専の状況は早くに掴んでいましたので、6月4日に北風校長にご挨拶し、今後オンラインによる出前授業や、オンライン研修についてご協力をお願いいたしました。北風校長には快く協力を約束していただいています。
そのオンライン研修・オンライン授業の形態でございますが、現在のところ、まだ1人1台端末が揃っているわけではございませんので、各学校にあるコンピューター室に置いてあるインターネットが使える環境、それを使いまして、出前授業としては、生徒達にオンラインで出前授業をしていただく、それを先生方にみてもらいながら研修をしていただく、そういうことを考えました。
ただまあ、現場の先生方の声としましては、直接オンライン授業の研修を、生徒を介さずに、和高専の方から先生方にしてもらうということもお願いしたいというふうな声も出てきましたので、形はそういう2つの形があるだろうというふうに、今は考えてございます。

榮 茂美
今回ですね、感染第2波・第3波、本当心配なんですけれど、あと、私心配するのは、夏の猛暑ですね。あと、災害とか、いろいろ懸念されるこの時に、もうなるべく早く、いざとなったら自宅でオンライン学習ができるような学習環境を、今整備してもらいたいと強く要望します。
それからですね、子ども達は、学業だけでなくて、学校での学校行事を楽しみにしています。そこで学ぶことも多いので、最後に、年間の学校行事で中止・変更等があれば教えてください。
教育長(森 順)
現在のところ、春に実施予定であった小学校の臨海学校、中学校の職場訪問・職場体験、これらについては、やむなく中止とさせていただきました。
ただし運動会や修学旅行については、延期での、これからの検討ということにしてございます。
榮 茂美
コロナ禍の大変な時ですけれども、出来るだけ、学校行事、実施の方向でやっていただきたいと要望して、私の質問を終わります。



2、公約「防災コミュニティ公園構想」に代わる施策を求める


榮 茂美
平成26年5月の町長初当選時の公約の1つが、防災コミュニティ公園整備事業です。私は平成28年9月議会、平成29年3月と6月議会、平成30年12月議会と質問しましたが、町長は常に実現への意欲を示し、第1期日高町総合戦略の中にも、整備事業実現の目標を入れました。
ところが今年4月から取り組む第2期日高町総合戦略では、この整備事業が削除されています。
公約では、松本町長は「平常時には子どもからお年寄りまで楽しく過ごせる公園、また災害時には防災拠点となる場所にしたい」と言われましたが、今後これに代わる施策として何か考えていますか。
まずは、以前から求めている町政報告会を一度持って、今の松本町政路線の説明と住民からのご意見・要望等を聞く機会を持つべきではないでしょうか。
町長(松本 秀司)
防災コミュニティ公園に代わる施策についてのご質問ですが、平成28年第4回定例会の芝議員の一般質問において答弁させていただいた、「行政を預かる私に課せられた責務として、喫緊に迫る諸課題に優先的に予算配分を行い、実行していく。」という考えに変わりはありません。
議員ご存じのとおり、当時の日高中学校の大規模改修、今年度に行う志賀小学校の仮設校舎建設、校舎・屋内運動場改修、校舎増築及び駐車場整備などに多額の費用が必要であり、今なお今後の見通しが立てにくい新型コロナウイルス感染症対策など、まだまだ優先度の高い事業は山積しております。財政的にも予断の許さない状況が続いてまいります。
今年度よりスタートした第2期日高町総合戦略、また、今年度策定する第6次日高町長期総合計画のもと、今後も引き続き「笑顔で暮らせる安心、安全なまちづくり」を目指し、各種施策を実行してまいりたいと思います。
また、町政報告会につきましては、昨年11月に開催した第6次長期総合計画策定に係る懇談会に出席させていただき、町民の方から様々な意見や要望を賜りました。
私としましては、平成29年第3回定例会の際も榮議員に答弁させていただき、繰り返しの答弁になりますが、各定例会での一般質問や施政方針などで、私の考えは伝えており、町広報誌や議会中継などで町民の皆さまに伝わっているものと考えております。
各種団体の総会、各種大会及びイベントの際には、私も会場に行っておりますので、何かございましたら気軽にお声を掛けていただければと思っております。そのような事から、改めて地区を巡回しての町政報告会を行う予定はございません。

榮 茂美
私が言いたいのは、町長のこの大事な公約はどこへ行ってしまったのかていうことです。
今年4月からの新たな次期日高町総合戦略5カ年です。5カ年計画になります。これ今後の5カ年ですけれども、その中にもありません。
もはや6年前の町長の最大の公約がどこにも見当たらなくなるんですよね。それをどう考えたらいいのか。今後これを取り扱うことができなくなるていうことですよね。そちらの答弁で、まず聞きたいのは、「喫緊に迫る諸課題に優先的に予算配分を行い、実行していくという考えに変わりはありません。」これ何度も聞きました。また、「まだまだ優先度の高い事業は山積しており、財政的にも余談の許さない状況が続いてまいります。」これも以前からお聞きしていることですけれど、と、いうことはですね、まだまだ優先度の高い事業は山積していると。いつも言われるんですけれど、ということは、この6年前の公約は優先度が低かったということですか。
町長(松本 秀司)
その点につきまして、やはり私初めて町長になる前の公約でございますので、やはり公約というのは少しでも魅力ある町づくりの一環として公約をあげさせていただきました。
そして、町長になった中では、やはり現実におきまして、一番進めていかなければならない事業・課題ていうものがあります。それを実行していくためには、やはり私の公約というものもありますが、やはり、それをやはり控えて、まず大事な、一番、私は子ども達のやはり事を一番、安心・安全な学校生活を送れるためにはどういうことを、環境整備をしていかなければならないかということで、やはりそれを考えた場合、やはりそれを置いて、学校施設または子ども達のために、優先的にしていくということは、その中で考えてみれば、一番大事なことではないかということで、今日に至っているわけでございます。

榮 茂美
今までのやりとり、いつも平行線なんですけれど、私としてはですね、お願いしたいのはね、町民に対して、説明責任があると思うんですよ。
今ここで答弁されています。以前もされています。自分の思いていうのはね。その中で、町長が言われるのに、「繰り返しの答弁になりますが。」って、まあ何回もお聞きしてますけれど、「各定例会での一般質問や施政方針などで、私の考えは伝えており、町広報誌や議会中継などで町民の皆さまに伝わっているものと考えております。」と今回もありますけれど、私はその一方通行での発信ていうか、例えば、ここの議場でのやり取りとか、あと広報誌にこの後出ますけれど、そのやり取りも。でも、そういう一方通行の発信ていうのは、なかなか町民の方に伝わりにくていうか、伝わっていません。
それで、私としては、町政報告会をもっていただきたいていうことを、今回も要望してるんですけれど、その、言えばこれ変更ですよね、公約の。やはり町民に理解してもらうことが大事だと思う。別に変更してもいいと思うんですよ。私は。そこを問題としてるんじゃなくて、町民に理解してもらいたい。そこで、また町民のご意見とか要望も聞いていただきたいと。それが町政報告会は有効だと思うんですよ。
以前からの答弁、今回もここに載ってますけれど、「各種団体の総会、各種大会及びイベントの際は私も会場に行っておりますので、何かございましたら気軽にお声を掛けていただければと思っております。そのようなことから、改めて地区を巡回し、町政報告会を行う予定はございません。」
以前から行う予定はないって、その理由が、あちらこちらに自分は顔を出してるから、その時に気軽に声を掛けていただければいいと。これ以前も言いましたけどね、イベントで、町長さんお元気ですかって。その時にですね、意見とか要望ていうのは言いにくいです、そんなに。
やっぱりしっかり向き合って、町民との対話ていうのは、しっかり向き合って時間を掛けて行うものですから、例えばですね、気軽な声掛けで、「町長あの公約どうなったんない。」って聞かれて、どう答えるんですか。
私は絶対に、この町政報告会なり何なり、懇談会なり、一方的な発信じゃなくて、双方向の対話ていうか、住民との対話が必要だと考えます。それに代わるもの、まあ町政報告会しないていうんだったら、それに代わるものを考えていただきたいと思いますが、いかがですか。

町長(松本 秀司)
先ほどからもお話を、答弁させていただいておりますように、やはり、いろんな形で、やはり町民と接する機会があります。そういう中で、行っていけるということを、やはり限られた機会をつくるというんじゃなくて、やはり皆さんそれぞれの機会をつくって、お話ができるということは、十分出来ておると思います。
やはり、それと、その公約ていうのは、当然、私も公約をいくつもあげて取り組んできておるところでございます。町長に就任した1期目、また2期目には、やはりこんな形で公約をあげてるわけです。榮議員、こういうことであげてるわけです。その中で優先順位てつけてるわけですわ。町道・県道の拡幅、また東南海、防災に対する避難場所、避難砂防堰堤、また子育ての充実、そういうことがやっぱり一番やっぱり優先的にあげてるわけです。これ2期目にあげてるわけです。
その中で、やはり私は2期目を任せていただいて、進めていってるわけでございますので、やはりそれを皆さんに、新聞紙上、また議会また広報において、十分伝わっていると思っております。

榮 茂美
そしたら、6年前の町長選挙の時ですね、何度も何度も松本現町長は町民の元へ足を運び、対話をしました。双方向の対話ですね。それを重視されました。そこで、町民の要望とかご意見を肌で感じたていうか、お聞きになったと思うんですよ。それによって町長が、今でもあります防災の備えをしっかりしてほしいとか、コミュニティ整備事業をやってほしいとか、公園整備事業、公園整備もかなり根強いですけれど、確かに、いろんな声を聞いた中で、町長は1つにまとめて大きな構想ですね、防災コミュニティ公園構想を6年前に大きく旗を掲げて町長選に臨んだわけです。
私、この間、6年間町民の方といろいろお話してる中に、そういう大きく1つにまとめた構想もできたらいいけれど、無理でしょうっていうような、予算的に、そういう意見を聞く中で、それよりも現実的に着実に実行してもらえるそれぞれの防災整備事業、地域によって違いますよね、実情が、防災整備の事業。コミュニティ交流の整備事業とか、あと公園整備事業を望んでいらっしゃいます。
これが私が肌で感じてる今の現状、町民に方々のご意見ていうか、私としてはそっちの方向に、町長頑張っていただきたいなあと思うんですよ。
例えば、この大きな公約、防災コミュニティ整備事業の考え方の中にある公園整備事業、これは是非進めていただきたいと。例えば、平成29年3月議会で高家住民公園の拡張整備を求めました。今でも根強い要望あります。公園整備ていうのは、高家住民公園だけじゃないです。各地区で声は聴いております。特に若い親子、年配者、結構ウォーキングされる方々も、あと犬を連れて散歩される方々も、皆さんやっぱり公園ていう必要性を感じられてる。地域住民に根強いニーズがあります。
ですから、その6年前の松本町政路線が細やかにやる、そういう路線に変われば、私はいいなと思うんですけれど、どういう考えをお持ちですか。
町長(松本 秀司)
やはり、町長になる前にやはり公約をあげる。またその2期目にもまた違う公約、やはり優先順位が変わってきます。そういう中で、十分その選挙の時は公約をあげて戦うわけでございます。
そういう中で、私も今日までいろんな声を聴いたり、十分承知しております。しかしながら、やはり喫緊に迫る諸課題ていうのは、一番優先順位を考えて行っていかなければないない、一つひとつ実施をしていくということが大事でございます。そういう中で、やはり常に住民の皆さんの声を聴きながら取り組んでまいりたいと思ってます。まいって、これまでも来てるところであります。
その1つとして、やはり公園につきましても、やはり荊木地区の方から要望いただきまして、小さな公園というんか、そういう形で現実的にこの間、小さな公園ですが完成したというところでございます。
やはりそういうことも普段やはりそういう報告会を開催しなくても、普段皆さんの声を聴ける場所であります。そういう中で、要望いただいたり、いろんな意見を言ってもらったり、そして、その中で、このことは大事なことやなあ、皆が望んでることやということで、やはり少しずつでも前へ進めに行ってる、そういう気持ちで取り組んでおるところです。

榮 茂美
今、荊木の公園整備お聞きしました。私も以前荊木の方から、近くにあればいいなていうことで、整備してほしいいうような声は聞いてます。小さな要望ていうか、意見とか細々としたことも結構入ってきますよね。その中で、何ていうのかな、町長が肌で感じて動いてもらいたいていうか、その中で新たな街づくり構想を出していただきたいていうか、私、今回、第2期ていうか、次期日高町総合計画5カ年計画、ちょっとHPで見させていただきましたけれども、何か勢いがないていうか、アイデアがないていうか、魅力がないていうか、
新たなものが入って来ないていうか、やはり何ていうのかな、何年か先のことですよね。今回、今年は第6次日高町長期総合計画も作られます。これは10年間ですよね。その中でやっぱり、夢のある施策も入れていかないと。
私としては、防災コミュニティ公園整備事業が最初の地方創生第1期の日高町総合戦略に入ったのに対して、評価はしてました。ところが2期目に削除されてるいうのが、どうも納得できない。もう今後これについて町長とやり取りする機会もなくなるんだろうなて思ったんで、今回は最後になるのかわかりませんけれど。
私としてはですね、もうちょっと、もう少し、町民の方々と対話をしていただきたい。また、最初の質問の繰り返しになりますけれど、最後にお聞きします。町政報告会とか懇談会、懇談会は確かに町長もってらっしゃいます。各団体とか要望があれば。また個人的に懇談会ていうか、アポイントメントとって話したいて言えば、気持ちよ良く、快く受けてくださるんですけれど、そうじゃなくて、住民一般の方との懇談会ていうのは、私値打ちがあると思うんですよ。そういう懇談会、町長とのふれあう懇談会が今までこの6年間一度も開催されてないし、今、お聞きしたら、開催する予定もないというんですけれど、2期目も残りあと任期2年間です。この8年間町長としてやるわけでしょう。
今後まあ更に自分には夢があるていうか、日高町を元気にしたいていう思いがあったら、そういうなのを、発信される場としてですね、残り任期2年の間で1回でも町民の方々と懇談する場、公にですよ、特定の団体じゃなくて、その考えはないんでしょうか。最後にお聞きしたいです。
町長(松本 秀司)
町政報告会というような形じゃなくて、やはり昨年も実施した長期総合戦略のアンケート、やはりそうやって皆さんが、求めるていう声も私も承知しております。いろんな形で。
そういう中で、やはり各地域におきましても、町長来てくれていうようなことであれば、やはり私も出席をしたいと思います。
やはり、そういうことで、今後もやはり皆さま方の声には傾けていくということが大事でございますので、十分、その点は考えて取り組んでいきたいと思います。



3、町民が望む交通手段の確保を


榮 茂美
私は、昨年3月議会で、高齢者世代の方々からの切実な要望として、「交通手段の確保を」について質問しました。その時の町長答弁では、「乗り合いタクシーを期間を定め試験的に運行できないか考えている。町としてはあくまでも案ではあるが、乗り合いタクシーを使い運行ルートを指定した上で、デマンド方式で進めてまいりたい。」「試験運転は年度内に運行できるように考えて行く。」と言われました。この計画に対する今の進捗状況を教えて下さい。
「デマンド方式の乗り合いタクシー」という答弁で、「予約をすれば、乗り合わせて目的地に行ける。」というイメージを持たれた町民の方々もいます。しかし、町が考えている目的地とはバス停までであり、町民が希望する目的地のイメージと大きく違っています。丁寧な説明を求めます。
今、町が進めようとしているデマンド型乗り合いタクシーの実証実験は、本当に町民が望むものなのか、今一度検討が必要です。どう考えますか。
町長(松本 秀司)
デマンド型交通の現在の進捗状況についてのご質問ですが、昨年7月に国土交通省近畿運輸局和歌山運輸支局にて協議を行って以降、地方公共交通研究会で運行方式などについて調査・研究、また、各種団体の方との意見交換などを随時行い、それと並行してバス会社・タクシー会社との協議を行ってまいりました。それらの意見を踏まえまして、今年の2月25日に、副町長を座長とし、バス・タクシー会社、町内の各種団体、和歌山運輸支局の専門官などを委員とする検討会を開催し、それまでの経緯と実証実験の案をお示しし、皆さまにご協議いただいたところでございます。会議の中では、委員より「とにかく一度実証実験をやってみては」との意見もあり、実証実験を実施する方向で準備に入り、実施にあたっての見積もりもタクシー会社からいただき、4月21日実施予定でありました第2回の検討委員会でルートや料金を協議いただいた上で周知期間を経て、実証実験を行う予定でございました。しかしながら、議員もご承知のとおり、本県に緊急事態が宣言されている最中でありましたので、検討会は延期とし、現在も開催を見合わせているところでございます。
6月1日からは少しづつ制限も緩和されてまいりましたので、今後状況をみながら検討会を開催してまいりたいと考えております。
最後に、実証実験は、本当に町民が望むものなのか、今一度検討が必要だとのご指摘ですが、実証実験の実施が前回の検討会での結論であり、それを無視することはできません。実証実験を実施した上で結果も踏まえ検討会でご協議いただきたいと考えております。

榮 茂美
そちらの今の答弁でですね、「副町長を座長とし、バス・タクシー会社、町内の各種団体、和歌山運輸支局の専門官などを委員とする検討会を開催し、その会議の中で委員より、とりかく一度実証実験をやってみてはとの意見もあり、実証実験を実施する方向で準備に入り、」とあります。この最後に、「実証実験の実施が前回の検討会での結論であり、それを無視することはできません。」と言われました。
それではですね、実証実験はやるということですが、これはいつ頃実施予定ですか。
町長(松本 秀司)
その点について、総務政策課長の方から答弁いたします。
総務政策課長(塩路 晴彦)
次回の地域公共交通検討会での意見を踏まえた上での実施を考えておりますが、できるだけ早く実施したいとは考えておりますが、周知期間を考えると、ちょっと年度内は難しいかもしれません。出来れば年明け早々にもしたいとは思っておりますが、今のコロナの状況もございますので、ちょっとそこら辺は慎重に検討していきたいと考えております。

榮 茂美
この交通手段の確保については、町民もあちらこちらから長年の要望でずっとお聞きしてますから、もしこれが、今回提案なさったデマンド型交通が町民のニーズに合ったものなら、皆さんも喜んで利用されると思うんですよ。ところが町民のイメージとえらくかけ離れたものです。
今回、そちらが提案されたデマンド型交通ていうのは、タクシーに乗って行ける目的地が町内のバス停、町内の各バス停ていうことで設定されています。
町民が希望するのは、そうではなくて、利用者の自宅から乗り合わせて目的地へ行くデマンドサービスていうようなご意見を、以前からお聞きしてますから、こういう町民とのイメージの差がかなりある中で、この実験を行って果たして成果は出るのかていう、私すごく疑問があるんです。
利用していただければいいですよ。でもバス停まで行って、バスへ乗ってどこへ行くんや。それも1日4便か5便じゃないですか。バス停、バス走ってるのは。
そしたら、これやるていうのは、どのぐらいのニーズと、利用者があると見込んでやると考えてらっしゃるんですか。
町長(松本 秀司)
まあ榮議員のいろいろなお話を伺う中では、私も自宅から目的地まで行くのが理想だとは思っております。
デマンド型交通やコミュニティバスなどの事業はやはり一般乗り合い旅客自動車運送事業ということでありますので、現在は、、こういう形で検討しているところでございます。

榮 茂美
まずですね、私思うんですけれど、折角実証実験するというんだったら、やっぱり利用の見込みがあるかどうかをしっかりと検証してやっていただきたい。
そのためにも、今回のデマンド型交通をまず町民に説明して、ニーズがあるのかどうか。その掌握も必要だと思うんです。
その中で、町民の要望が一体どこにあるのかいうのを考えて、検討していただきたいと思うんですよ。
町民の要望、本当に聞いていただきたい。私が把握してるのは、本当に自宅から目的地、デマンドで乗り合わせでいいていう形です。全国、先進事例が幾つかあります。ここでちょっとご紹介したいんですけれど、参考までに。
次世代移動サービスMaaSの実証実験を行った島根県太田市では、地元のタクシー会社に委託して、月額3,300円で乗り放題です。の、井田いきいきタクシーを運行しました。実証実験でですよ。定額タクシーは予約制、デマンドです。駅、病院、スーパー、バス停などの16カ所と往来できるんです。要するに、自分が行きたい場所と往来できる。
同じくこのMaaSの実証実験、他にもあります。広島県庄原市では、これは面白いと思うのは、デマンドバスと路線バスの定額乗り放題サービスを実施したんです。日高町ではデマンドバスは走っていません。路線バスが走ってますから。それだと、じゃあ、タクシーと路線バスの定額乗り放題サービスが考えられると思います。
もう1つあります。東京都東久留米市のデマンド型交通くるぶーです。これは利用者の自宅と駅や病院など指定の乗降場32カ所ありますけれど、その間を運行して、1人1回500円ということのデマンド型交通です。
このようにですね、これからの時代、利用者の自宅から目的地まで行ける交通手段を考えていかないと、町民のニーズに合わないと思うんですけれども、町長の考えを教えてください。
町長(松本 秀司)
やはり議員おっしゃるように、利用者の自宅から目的地までいける交通手段ていうのが一番いいということは私もわかっております。
しかしながら、先ほどから申し上げておりますように、道路運送法などを関係法律がある中で、今、地域公共交通会議というのを設置して、その中で試行錯誤して十分検討していくということでございますので、行政として、どういった方法が一番良いのか。議員の提案も含めて様々な角度から検討していきたいと思います。

榮 茂美
今、検討会で、今は延期されてるんですか、この検討会は。これ再開した時に、もう少し様々な議論があってもいいと思うので、いろんな議題、そういう提案とかアイデアとか、先進事例とかも出して、皆さんで考えていただきたいと思います。
それでですね、今その分、日高町では対象者は75歳以上ですけれども、高齢者外出支援事業で、穴埋めしてるような感じですけれど、日高町の高齢者外出支援事業は、年齢的な縛りがあります。対象者75歳以上で。1冊目は無料でも、2冊目以降バス・タクシー券は1万円と高額です。遠方で、町内の遠方で必要とする人ほど、もう金銭的な負担が多い。それも町長お聞きになってると思うんですよ。今の町がやってる唯一の支援事業ていうか、これに代わる今回交通手段の確保につなぐものとして、この高齢者外出支援事業ですけれど。
私としては、これをですね、町民外出支援事業に拡げられないのかと。利用者には一定の利用料をとって、仮称ですね、バス・タクシー定額乗り放題サービス事業も検討できるのではないかと思います。
せっかく検討会立ち上げられていて、今、議論を進めてるんですから、もう町民の誰もが利用できる公平なサービス事業、外出のサービス事業であって、またそれが日高町が全国のモデルとなるようなものを今後考えていただきたいなと思うんですけれども、いかがですか。
町長(松本 秀司)
榮議員のおっしゃるとおり、町民の誰もが利用できるということは理想でございます。そういうことでもあります。
しかし現実問題として、現在、いろんな車社会ということで、自動車持ってる方と、子どもの、お子さんが果たしてどれだけ利用できるかということも考えられます。しかしながら、やはりそうやって、そういう遠い所の方々は、少し負担が大きいというようなとこもありますので、今後やはりこれまでの議員の皆さんのご質問の中で、そういう指摘もございますので、やはりこの地域公共交通会議を設置して検討を重ねた中、それがある程度方向性が出たら、それと同じくして、やはり十分この議員ご提案の考え方もそれを検討していきたいと思っております。

2020

2019

2018

2017

2016

2015

2014

2013

2012

2011